2011年07月22日

有機農予備校(2011年7月)〜合鴨水稲同時作コース〜

2011年07月17日(日) 合鴨水稲同時作コース
講師自らレポート!じっくり読んでください!!

7月17日予備校(本年度5回目) ドラゴンファームにて田んぼ編

早、5回目を迎えた予備校生。
二組の夫婦と、ひとりの独身女性。奇しくも全員がほぼ、同世代。
丁度我が家の長男世代だから我々夫婦から見れば、みんな我が子みたいなもの。
それぞれが仕事を持ち、活躍しているのに、
強い農業指向を持っていて、熱心に通ってくる。

仕事の種類はそれぞれ違うが、
今持つあこがれが共通しているだけに、
農業体験中も完全に一つに溶け込み、
和気あいあいとやってくれるからこちらも一緒にやっていて楽しい一日である。

今日のメニューは
午前:出穂間際になってきた第一田んぼのジャンボひえ取り、
午後:今盛りになってきた実もの野菜の収穫やメンテ作業、そしてねぶかネギの定植体験
を予定している。

先ずは、ひえ取り。
先月はまだ中くらいまでのサイズのひえだったから
抜き取ったひえは腰籠に入れれば一筋あるいても十分に余力があった。
端に行って籠から田んぼの外へひとまず出して次の筋を歩けばよかった。

今回はもっと大きくなっているので一筋歩く間に持ちきれなくなってしまう。
そこで、抜いたひえを3−5つ折りにして
そのまま田んぼの泥にこぶしごと突っ込んで埋めてしまうという技術を伝授。
これで効率よく前に進んでいくことが出来る。

20110717_01.jpgこの写真はみんなで列を決めて抜き進んでいるところ。


カモをカラスから守るためのテグスが張り巡らせてあるが、
みんな前月までに自分たちで張ったものだから、うまくまたいだりくぐり抜けながら進んでくれている。



20110717_02.jpgこれは、田んぼへ入る推奨姿。長袖シャツに手袋。
日よけ帽子に、日本手ぬぐいでほおかむり。
これは稲の葉で肌を傷つけないため。
そして目にはサングラスか伊達めがね。
勿論、ゴーグルが最適だが。
これは、ひえをさがしてかがんだとき、
稲の葉の先端で瞳を傷つけないため。


毎年、この季節には目医者が忙しくなるというほど、危ないのです。
足は裸足が一番だが、膝下を傷つけないよう、タイツ姿がベスト。



20110717_03.jpg田んぼへ埋めながら突き進むという方法をとったが、
端の方では、埋めるより抱えて端まで突き進み、
外の道路上へひとまず放りあげて、
最後に回収して回るというのが効率的。
写真はそのひえ。


まだ穂は出ていませんが結構大きくなってしまいました。
でも、これが又次世代の為の肥料に変わっていくのが有機農法の素晴らしいところです。



20110717_04.jpg道路上へ放り出したひえや雑草は最後に軽トラに積み込み、向かいの第一畑の集積場へ道路上から放り投げる。
本日の成果をを身をもって実感できる瞬間である。


去年は、合計3トンになったという記憶がある。それを一人でやったんだと、感慨深い。
今年は若者達がみんなやってくれた。しかも格段にひえの量が減ってきた。
今までの苦労の成果であろう。それに、今年の鴨ちゃんもよく頑張ってくれたからカモ。
ちなみに、この集積したひえや雑草はこれから堆肥になったり草木灰になって田畑に還元されるのです。



20110717_05.jpgさあ、いよいよ、お昼ご飯。
今日は家内が天ぷらの用意をしてきてくれたので、
先ずはその為の実もの収穫。
先月、整枝剪定した3本仕立てのナス、ピーマン、
万願寺トウガラシ、シシトウなどが取り盛り。
それに、オクラや紫蘇も天ぷらにはぴったり。
みんな1ヶ月の成長ぶりに目を見張りながら収穫。



20110717_06.jpg20110717_07.jpg



20110717_08.jpg収穫した獲物を家内が天ぷらにしている間もみんなで談笑。
今日はギラギラの太陽だが、空気は乾いているので
近くの桜の木の下へ移動。


何とも心地よい風の当たる木陰。
みんなの将来への抱負にも熱がはいる。素晴らしい生徒達だ。



20110717_09.jpg午後の一番にはねぶかネギの定植。
溝切り、施肥、埋め戻しまでは、事前準備完了。


一週間かけてこつこつ定植してきた5000本の最後の100本を定植実習してもらった。
暑いかんかん照りで、ネギ苗もぐったりだが、明日からの台風できっとよいお湿りが来てくれるでしょう。



20110717_10.jpgそんな中で誰かが雑草の中に珍しいもの発見!
いやいや、雑草畑でなくて、人参畑なんですよ。
その中に一本だけ早熟で花を咲かせている人参の花なのです。低山の野山でよく見かけるししウドの花にも似ています。


ちょっとエッチですが、スカートの中を覗くように花を下から青空に透かして眺めると、
メルヘンの世界が開けるよと教えたら、その通り見つめて感激してくれました。
壮大な宇宙が見えてくるのですよ。



20110717_11.jpg午後の最後の仕事はトマトの整枝、誘引。


その前にまたもや家内から甘い提案。
家内管理のブルーベリー畑の収穫体験をして、作業終了後にご褒美として、ブルーベリーデザートにしてあげましょうというもの。
紫に熟してからもなお、大きくなっていくのを待った方が甘くなるとの、私も知らない事実を教えておりました。



20110717_12.jpg本日最後の学習は、大きくなったトマトの整枝誘引。


先月もう少し小さな苗の間に脇芽を摘むのは学んだはずでも、ぎっしりと大きくなった成木からの脇芽見分けは少し難しいようです。習うより慣れろの世界ですね。
今年のトマトは長年連作の大ハウスを止めて露地での雨よけ栽培をしているのです。
ちょっと窮屈に見えますが出来はなかなかいいようです。



20110717_13.jpg最後に、家内の約束通り、収穫したブルーベリーにヨーグルトをかけたデザート。


みんな、幸せ、満足のひとときでした。
話弾んで、来月の予備校のカリキュラムに登山を盛り込んでと言うことになりました。
なんとみんな、山好きという共通点もあったのです。
朝霧の龍ヶ岳をターゲットにして大自然を肌で感じるのも有機農法の基本でしょうということであっという間に決定しました。




posted by 有機の郷づくり at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 有機農予備校
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